川西地域マスタープラン策定の中での記載を予定しています。
今はまだ案の段階です。
「未来からの手紙」2013年の川西の皆さまへ
川西地区の皆さん、お元気でしょうか。今日は2023年3月31日金曜日です。そうです10後の2023年の未来から手紙を書いています。
10年前に川西振興会、あっそうそう2013年3月はまだ川西地区協議会という名称でしたね。10年前、川西地区協議会では川西地区マスタープラン策定委員会により、地域のマスタープランを完成されました。とても素晴らしいプランで、そのプランを基に推進体制も整い、2つの柱、4つのテーマ、9つの事業に取り組まれました。地域の課題を地域で解決する方法を手に入れた川西の皆さんは、地域全員が協力され、支え合いながら理想の地域に近づく努力を惜しみませんでした。10年前に作られたマスタープランは川西地区にとって地域づくりの新たなスタートとなり、今日2023年の川西地区の姿に繋がっています。
さて、さまざまな取り組みはどうなったかと言うと・・・少しだけ教えちゃいます。
まずは川西カフェですが、毎月各集会所を回り、最新の映画を見たり、昭和時代の映画を見ています。子どもからお年寄りまで平均すると毎回20名以上は参加してもらっています。もちろん映画だけでなく、麻雀や、囲碁や将棋、チェスもやり方を教わって毎年大会が開かれています。毎月の主な内容は事前に通知されますが、集まった人がそれぞれに工夫をして新しい楽しみを見つけています。映画を見た後も一杯やりながら世間話で盛り上がっています。名前は川西カフェですが、食べ物飲み物を持参し、居酒屋の雰囲気があります。カフェは月一度ですが、各集会所は毎日開いていて誰もが自由に集まって過ごすことができます。
自主防災組織は2014年8月11日に設立し、毎年防災訓練を行っています。2015年7月にとても大きな災害が起こりましたが、川西地区防災計画のおかげで川西地域では、けが人はひとりもいませんでした。高齢者の独り暮らしの方は10年前よりも多くなりましたが、いざとなったら、誰が誰をどこに避難させるかは、防災計画できっちりと決まっていて、毎日安心して暮らすことが出来ています。
もっとも凄いのは花づくりです。2013年から始まった「花咲かじいちゃん・ばあちゃんプロジェクト」により各家の周りはたくさんの花で溢れています。県道両サイドの空地にも四季さまざまな花が咲き誇っています。県道は川西花街道と呼ばれていて、ウォーキングコースとしてけっこう有名になっています。毎日多くの人が自分のペースで楽しんでいます。まさかこんな凄いことになるなんて10年前には思ってもみませんでした。
特産品づくりには少し時間がかかりました。柴団子の葉がいいのか、ほかにも皆で簡単にできるものはないのかと検討し、柴団子の葉の生産と、鮎ヶ平の茶畑を借りて、お茶の生産を始めました。また、鮎のお茶漬けやふりかけも試作品が完成しました。五サー市では特産品が飛ぶように売れています。もう少しお金が貯まったら皆で温泉旅行に行くことになっています。楽しみだな~。
明るい未来ばかり書いてしまいましたが、10年後の未来は確定したものでなく、そこに行きつくまでの取り組み方により大きく変わっていきます。今私が住んでいる2023年の川西がどんな地域になるのかは、2013年にいる川西地区の皆さんの取り組みにかかっています。10年後の川西の未来は、2013年に住んでいる川西地区全員の手の中にあります。期待しています♪
それでは10年後の2023年にお会いしましょう。
2023年3月31日
川西地区第2次マスタープラン策定委員のひとりより
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