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げーくんの日記

わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。

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2024/11/25(Mon)10:13

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行政は誰のもの・・・

2007/10/10(Wed)20:34

本日広報委員会という会議に参加しました。

いろいろと話を聞いていました。

編集会議っぽかったのですが、学校の紹介という話から「学校紹介」もいいけど、もっとほかに知りたいことがあるんじゃない、と私。(また言ってしまった、黙っとくほうがよかったか・・・)

「学校紹介も大切だけど、町民の方は小中学校の適正配置や幼保一元化がどうなるのかが知りたいとおもってますよ」

「協働のまちづくりと言ってても、情報を公開しないと言うのでは同じテーブルについて一緒に話をしましょうとはならないでしょう」

「何度も適正化や幼保一元化の会議や懇談会をやっているのなら、広報に、こういった内容の話をしましたよ、保護者からこんな意見がありました、行政はこのように回答しました、次回はこんな内容で協議をしていきます。って広報に掲載したらいいんじゃない」

言いながら少し反省しました。場の雰囲気が・・・

しかし、数人の方から援護射撃をしてもらいました。同じように考えている職員もいます。

「情報が伝わっていない、だからいろいろと憶測や間違った話がひろがってしまう。しっかりと情報がでていればそんなことはない。実際町民の方に聴かれても返答ができない。もっと情報を公開するべきだ」

会議でケンカをするつもりはありません。

「懇談会でいろいろと意見を言っても、基本的なことは変えるつもりはないとか…それでは意見を聞く場を作っても言いたいだけいいなさい、でも変わりませんと言っているだけです。もっと協働のまちづくりとは何なのか考えるべきです」

「決まっていない情報は出せない」と言います。別に町民に混乱させようというのではなくて、状況がどのように動いているのかという情報、途中経過を知らせることが必要だと思います。

以前にも書きましたが、情報を公開するということは、行政にとっては苦しいことなんです。

いままでは情報は行政が独占していました。いっぱい情報をもって住民と協議していました。だからいつも最後には行政のいうとおりにならざるを得ませんでした。情報を公開すれば、職員と住民は情報を共有し同じ土俵で勝負しなければなりません。情報は同じですから、しっかり勉強しなければ対応することができなくなります。

このことは住民にとっても職員にとっても町にとってもプラスです。はじめはしんどい思いもするでしょう。だけど長い目でみれば、これほど良いことはありません。

行政が何か建設したり、計画を立てたり、制度を変えようとするときはたたき台という案を作成し、この案をもとに情報を公開し、多くの町民の方に意見をいただいて、良い意見は吸収し、この意見は無理と思ったら丁寧に説明し理解を求める…そうして出来上がったものは、より良いものになると信じています。

行政は住民のものです。役場は職員のものではなく住民のものです。住民の方が賛成しないことは基本的には実施してはいけないと思います。時にはトップの判断で多くの方が反対しても将来を見込んで実施しなければならない事もあるでしょうが・・・それは選挙で選ばれたトップだからできる業です。次の選挙で住民が判断すればいいことです。

※個人的には一刻も早く「町まちづくり基本条例」を制定するべきだと思っています。その中で情報共有化と協働のまちづくりのシステムをしっかり記載することだと思います。

 

 

 

 

 

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