2007/07/11(Wed)22:55
おひさです。
納涼加計まつりでのパレード練習から帰りました。
今日で練習2日目です。
うちの地域の今回の出し物は…ちょっと秘密です。
毎年、ダム音頭か、深山峡音頭を踊って流して、途中3箇所ぐらいでパホーマンスをやるのが恒例となっています。ここ最近はマツケンが続いていました。
今年は…秘密です。
心配なのは台風の進路ですね。
昨日の予想は安芸太田町ど真ん中でしたが、今日の予想は大きく四国方面にそれていました。
しかし、大型台風の影響はありそうです。
ここ数年は雨は降るものの中止になったことがありませんでした。
う~ん、今年はどうでしょう。
昭和47年、昭和63年に旧加計町では未曾有の災害を経験しました。
47年は河川の氾濫、63年は土砂災害でした。
最大の犠牲者を出した地域では今でも年に1回、地域をあげての災害訓練をされています。
この時期になると、あの災害を思い出します。
63年は7月21日、夏休みに入る前の夜でした。
今日、自然災害に対する危機管理はどうでしょうか。
毎年、水防対策会議が開催されています。
詳細については、全て分かりませんが、ここ数年の行動パターンのシステムに課題や危機感は生かされているのかと、少し不安をもっています。
行政担当者も消防団もその他関係者も一生懸命やられているとは思いますが、一町民としてみても、物足りなさを感じてしまいます。
一昨年の大雨の時、昼間早くから自主避難を誘導されていました。
それは正しい判断であったと思います。
問題は、避難勧告の出し方です。
水防計画においては、時間雨量40ミリ50ミリを超えて、それが2時間、3時間継続して降ると予測された場合発動するというものです。
避難勧告が出されると、行政は避難箇所に毛布、食事を用意することとなっています。消防団は非難勧告された地域に出向き、避難箇所に誘導するとされています。
現実問題として、時間雨量が40ミリ超えていて今後も降る可能性がある時期に、消防団を初め民間の方を移動させるということです。
とても危険な作業でもあります。
そのことが防災計画に記載されています。
今後、高齢者が増加し、ひとり暮らしの方が増えると予測される中、少しでも早く、明るい時間に、危険にないときの自主非難を進めることが必要でないかと思います。特に台風は進路も特定でき、時間が経てば過ぎ去っていくものです。早めの自主避難、危険と思われる(避難勧告時期)には、消防団も含め民間の方に対しても外にでない、川の近くに行かない等徹底をすることが必要です。
災害は広範囲で発生します。いたるところで災害になった場合消防団をあてにするわけにはいきません。自主防災です。自分の命は自分自身で守ってく必要があります。地域で地域の皆を守っていく必要があります。
普段からの危機管理というか、地域自主防災計画というものが必要だと感じています。いつ災害が起こっても、誰が誰を避難箇所に送っていくか、どういうルートで逃げるか、ひとり暮らしのおばあちゃんをどうするか…いろいろなパターンを想定した「命を守る」地域計画が不可欠だと感じます。
今日庁舎内メールで「安芸太田町観光協会」が設立しました。という情報が送られてきました。
合併して2年9ヶ月経っています。いろいろな課題もあったと思います。
せっかく合併したのに、ひとつの町で観光協会が2つあるより、ひとつになった方がいいと思います。
問題はひとつになって何をするかです。
安芸太田町の観光をどうするかです。
観光協会だけの課題ではなく、行政の課題でもあります。
行政は観光協会に対して何を期待して、どう観光振興を進めていこうとしているのか、明確にすることです。
観光を促進する事で何を求めているのか…
観光が町民にとって何のメリットがあるのか…
具体的な目標として入りこみ観光客を何万人から何万人にしようとしているのか…
そのためには、どういった戦略を立てているのか…
目標も目的も持たず、ただ時間だけが過ぎていく…
そんなことのないような「観光ビジョン」が必要です。
行政がただ作っていれば良いということではありません。
町内の観光に携わるあらゆる人たちが連携し、安芸太田町の観光はこういう目的でこんな目標をもってやっていくというビジョンを多くの意見を積み上げて
作っていく過程を大切にしながら策定することが…今、必要です。
参議議員選挙が近づいています。
17日間の選挙戦は、どういった結果をもたらせ、どう変わっていくのでしょうか…
九州の武雄市って知ってますか?
そこの市長は37歳で、ブログをやっています。
確か「武雄市物語」だったでしょうか…
とてもユニークです。
武雄市の自治体のホームページからもその雰囲気をかもしだしています。
映画、ドラマの誘致、若者の活性化対策、今までのシステムを変えていく強さ、明るさ、楽しさが伝わってきます。ぜひ一度ご覧ください。
コメントの中で「市長が変われば市民が変わる、市民が変われば市役所が変わる」いい言葉です。
変わることが全ていい、とは言いませんが、現状に満足していれば、未来はありません。現状に満足することなく、貪欲に前進する。その姿勢が大切なんだな~と思います。PR
No.196|日記|Comment(10)|Trackback
台風接近!
2007/07/12(Thu)14:46
14日(土)には、彦根で市内河川を市民の手で測量しようと、いうイベントが予定されています。
彦根は今年、彦根城築城400年記念で、芹川という市民に親しまれている市内河川も築城にあたって付け替えられて現在の河道になったと言われています。いわば芹川誕生400年記念でもあるのですが、丁度、上流ダム建設の市民懇談会が佳境を迎えている最中であり、堤防の安全性を市民自らで検証する意味で、堤防高さの市民測量をやることになっています。
そこで、築城当時の測量技術も一部再現させながら、現代測量技術と比べてみよう、となっています。「水盛り」と言われる水準器を地元の方々が作成されて、先週土曜日に現地で比べてみたのですが、昔の人は実に大変な思いをしながら測量に取り組んでいたことが実感できました。
さて、そうやって準備中の市民測量ですが、古傷のうずきが大型台風の接近を告げています。安芸太田町のカエルたちも一斉に大合唱を始めていませんか?
台風接近、台風接近。各々方、くれぐれも御油断めさるるな。
No.1|by 月光仮面|
URL|Mail|Edit