2007/07/13(Fri)20:07
本日、パレードの練習は…中止です。
なぜって、台風4号の接近により納涼加計まつりが中止となったからです。
練習も2回やり、出し物の制作や、おそろいのTシャツも購入してたのに残念です。まっ、来年も使えるからいいか。
今日は農業関係について少し…
日本の人口は減っています。
世界の人口は急激に増加しています。
今、日本は食糧の自給率は先進国の中でもとても低い数字になっています。
日本の農業政策は、安い海外の食糧を大量に輸入しています。
そのため、日本の中山間地域の田畑は荒れ果て、治水能力が低下しています。
しかし、あと数年たつと状況が変わるかもしれません。
世界の人口が増加し、いままで日本に輸出していた国が輸出しなくなるかもしれません。
そうなると、大都市を抱える日本の食料は国内に頼るしか方法はなくなります。
多少高くても、米、野菜、肉を中山間地域に求めることとなるでしょう。
現在でも、日本の自給率を上げることによって、日本の農業を活性化させることが出来るかもしれません。
全国の過疎地域では、お年寄りががんばって農地を守っています。
でもあと10年、20年したらどうなるでしょうか、過疎地域には人がいなくなり、農地を守ることもできなくなってしまいます。
少しでも早く農業政策の転換を図ることが大切だと思います。
安芸太田町においても、米、野菜は全て町内で生産されたものを食べていく事が出来ないだろうかと思います。学校給食もしかりです。現在は地域産はまとまった数が提供できないので、町外から購入しています。国内産でなく、外国産のものかも知れません。地域で作る安全な食物を学校給食に使っていきたいと思いませんか。
少々高くても、安全な食べ物のほうがいいでしょ。
国の自給率をあげる事も大切だし、安芸太田町でも自給率を高めることも必要だと思います。
生きるためには、空気、水、食料が不可欠です。
だから、環境を守る事、綺麗な水を守る事、安全な食物を生産することがたいせつですね。
今日職場でざっと計算すると、米は安芸太田町民全員が1年間食べる量と、町内で生産される米の量を比べると、生産される米の約1/3が消費される米のようです。あと2倍の人口が増えても、米だけは食べていけます。なんてこと考えてみたりしました。
例えば、いま定住対策で町に帰っておいでと言ってますが、都会では食べる事ができないとなったら、自らが帰ってくるかもしれません。
未来予想…
今は2038年です。
中国州には小さくてもキラリと輝いている「安芸太田町」という町があります。環境を守る為に定住人口は1万人と決められています。全国から定住したい人が順番を待っているという町です。
この町の凄いところは、安心安全な食料の自給自足の町として有名です。自然環境が抜群によい町で蛍やカエルがいっぱいいます。健康づくりを推進したため医療費が安くて高齢者の方はほとんど病院に行くことは無く農業に励んでいます。小中高の一貫教育により、個性豊かな子ども達が多く、教育費は全て町が負担しています。
中国州は、安芸太田町をのぞくとすべて10万人以上の自治体です。広島市に州都があり、1町30市となっています。
なぜ安芸太田町だけ町として生き残ったのでしょうか…
20年前の2008年に安芸太田町は将来に向けた大胆なビジョンを掲げました。
だれも考えもつかなかったことを考えました。
それは、ビジョンを町民全員が一体となって考えました。必要であれば職員が全国どこでも行きました。町の行く方向性は皆で考え皆で決めました。皆で決めた事だから皆で守りました。町民ひとりひとりが、どうしたら安芸太田町を存続する事ができるのかを、毎日毎日、頭から湯気がでるくらい考えました。
町長をはじめ全職員、全議員、全町民がひとつになって、あらゆる可能性を検証し、町のビジョンを作り上げました。
あれから30年、日本全国でも町は安芸太田町ひとつだけです。
全国の方は毎日安芸太田町の情報をインターネットからご覧になっています。
なぜ安芸太田町は町民全員が楽しく暮らせるんだろうと…ちゃんちゃん♪PR
No.197|日記|Comment(2)|Trackback
夢のようなはなし。
2007/07/13(Fri)21:47
いい空気。食べ物。人の温かさ。
中国州(?)都であろう、広島市へのアクセスもよくて。
この宝を生かすも殺すも今の住民にかかってるんですね。
No.1|by けいこ|
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