2007/06/05(Tue)23:26
かえるまつりもひと段落♪
楽しかったな~風船釣り
先週の週末から忙しくなったJR可部線の跡地利用計画、そして実施。
先週の金曜日、今週の月曜、火曜日、来週の火曜日、木曜日と地元懇談会が開催されます。
思い起こせば、6年前可部線存続運動をやってました。
当時担当だった私は、可部線を存続させるためにいろいろとやってました。
当時できることは何でもやろうという気持ちで取り組んでいました。
う~ん…懐かしい。
その可部線も廃止となり、町がお金とともに受け取りました。
その線路敷きを含めた跡地の利活用が全域で行われています。
加計駅から下流は2ヶ所を残しほぼ事業が完了しています。
しかし、加計駅より上流部はこれからの取り組みとなっています。
上流域においては今年度まとめ申請し事業認定をもらい2008年度からのスタートの予定となっています。
今はその計画のまとめについて作業を急いでいます。
今回の事業は交付金事業で40%が交付金(国の補助金のようなもの)とあとは起債(借金…ローン)で行います。過疎債という有利な起債(交付税で帰ってくる)を借りるので町の負担は約18%程度となります。
ただしこの事業は、ただ盛土を撤去だけということにはいきません。
地域がアイデアを出し合い、地域活性化の一助となるような事業を行うことが条件となっています。まさに地方自治、地域自治の世界です。
安芸太田町がめざす住民主体の町づくりが始まろうとしています。
地域担当制がもう少し早く始まっていれば、地域担当職員と地域が一体となって地域計画、地域活性化プランをつくり、その中にJR跡地の活用策を検討する時間が充分あっただろうと思います。残念ながら時期がずれ込んだため、多くの地域では意見集約が進みませんでした。
しかし、時間は後戻りはしてくれません。
現状を認識し、現状で行えることを短い時間の中で精一杯取り組むしかありません。
そんな取り組みをしています。
とても楽しい仕事だと思っています。
地域の皆さんと話しをしながら地域の活性化をすすめることができます。
今までの行政は行政が主体となって全て決めていました。決まったあとで地域に相談…でなく説明をして終わりでした。
これからはそんなやり方では町づくりはできません。
主体は地域住民の皆さんなんです。
行政はその後押し、後方支援です。
地域で考えてできることは全て地域で決めてもらい実施していただく。地域でいくらかんばっても困難な課題については、行政と一緒にやっていく。一自治体でできない事は県と一緒にやっていく。県にしかできない事は県にお願いする。県にできない事は国にお願いする。これが本来の姿だと思います。
最近私は、いろいろな情報、提案を課内や全庁、職員全員に送っています。
全然見てくれない方もいます。見てくれてコメントしてくれる人もいます。
人によってはこんなメールいらないと思っている人もいるでしょう。
しかし、情報は共有したいと思っています。直接自分に関係のない仕事の内容であっても行政職員としては無駄な情報はないはずです。
特に全国でがんばって取り組んでいる自治体のむ話題やニュースはとても必要です。自分の町でもできることかもしれません。行政の担当はいつどこの部署に行くかもしれないので、普段からあらゆる行政情報を持っていることのメリットは大きいと思います。
時々自分は他の職員から見るとひとり浮いているのかと思う事もあります。
が、浮いていてもいいと思ってます。自分で正しいと思ったらやっていきたいと思います。若い職員のひとりでもふたりでも、共感してくれて、決められた、上司から言われたとおりの仕事をするだけでなく、自らが意欲をもって取り組める仕事を自らが作っていける行政マンになってくれたらいいと思っています。
だってそうじゃなくちゃー仕事楽しくないでしょ♪
どうせするなら楽しく仕事したいじゃない。ね。PR
No.181|日記|Comment(10)|Trackback
みんな変わりますよ
2007/06/06(Wed)00:33
げーくんさんの想い、共感している人はたくさんいますよ。
こりゃ、まちがいない!
僕自身、大きく見方が変わってきています。
同じようにみんな変わってきています。
ひとづくり、まちづくり・・・
まちをカエル・・・
んん~、ますます気に入った!
No.1|by M.SAITo|URL|Mail|Edit