2013/09/27(Fri)10:47
9月26日川森文化交流センターで、自治振興会連絡協議会(加計支部)が開催されました。自治振興会連絡協議会【加計支部】の内容について【2013.9.26】1.協議事項 ①地域自治振興交付金制度の見直しについて 地方交付税の特例措置が終了するため現行の制度を維持することが難しくなると想定される。 制度創設から5年が経過したことで地域の情勢も変化している。 そのため平成26年度より交付金の内容を変更したい。●見直しの目的・目標 ・自治振興会の規模による交付額の格差是正 ・限られた予算枠の中で最大の効果を生む配分 ・マスタープランの策定及び実施を行う自治振興会への継続的な支援 ・現状に見合った単価設定 ・持続可能な制度設計●地域活動費 均等割りの変更…格差を生じる要因となっているため単価を変更。4万を3万に●安心安全 防犯灯の算定根拠の変更…今までは防犯灯1つの電気料3,000円の1/2である1,500円を交付していたが、LEDに変更すると1,000円程度の電気料となるので1/2の500円とする。 3年間で段階的に変更する。●小規模世帯加算 小規模世帯加算の廃止…世帯当たりの交付額の格差が更に大きくなる要因となることから廃止する。②集会所施設整備補助金について 補助率7割を5割にと検討している。③その他●懇談会について 地域懇談会の開催結果 昨年12ヵ所213名の参加。今年度は160名程度と非常に少ない どうして少ないのか自治会長さんに聞きたい。●空家調査 空屋調査について調査を行う予定。ご協力をお願いしたい。意見交換 川西振興会からの意見 ①自治振興交付金について ・見直しの全体を見ると、地域活動の均等割りを4万から3万にしており、48自治会なので48 万がマイナスとなっている。その分マスタープランを行っている自治会に地域活動費の10%加算 されているが、プラスマイナスゼロに近い。主には防犯灯の安心安全費が段階的に削減されて153 万程度減っていく試算となっている。また小規模世帯加算も廃止の方向となっている。 ・防犯灯については、LEDに変更となったものは電気料金も3,000円から1,000円程度に減る のであれば1/2補助なので500円となるのは納得できる。しかし、全ての地域が全部LEDに 変更しているのであれば良いが、まだ多くの防犯灯は以前の電気料金3,000円のままである。 一律に下げるのではなく、LEDに変更した防犯灯分を1,500円から500円とする方がより現 実的である。【町も方針の中に現状に見合った単価設定と記載している】 防犯灯1,500本のうちLEDに変更した防犯灯は何本あるのか? ・小規模世帯加算の廃止については、金額的にも16万と少額でもある。この加算を残すことに反 対する方はいないのではないか。何団体あるのか? ・交付税が10%下がるから自治交付金も10%下げた金額で調整するということなのか? ・川西振興会の場合は地域活動費が1万減って、マスタープランで9,360円増える、ほぼプラス マイナスゼロ。会議の感想①懇談会の参加者について・昨年の会議でも、開催の目的を明確にする、開催時間の設定を検討する、という自治会長さんの意見があったが、せっかくの意見が取り入れられていないのは残念。 ②交付金見直しについて ・交付税の減額により見直しをしなくてはならないのは理解できるが、自治振興交付金ははたして減 額しても良いのだろうか。むしろ充実させていくこともありではないかと思う。頑張っている地域にはしっかりと支援していくことも必要だと思う。 ・交付金総額は2,011万円で、人口7,187人で割ると一人あたり2,798円。世帯3,345で割ると6,011円となる。この金額って高すぎるとは思わない。交付金を減らさずに、反対に増やす提案をしてもらったら拍手喝采だろう。「交付税は下がっても、自治振興交付金は下げない。地域活動の低下はさせない、町も全力で地域活動を支援していく」こんな言葉を聞きたい。 ③連絡会議について ・自治振興連絡会議(全体)やこの加計支部会義も行政からのお知らせ会議となっている。もっと自治会長が主体となった会議を開催し、その意見をまとめ、行政と対等の立場で協議する体制になれば良いと思う。PR
No.526|日記|Comment(0)|Trackback