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2024/11/25(Mon)19:48
わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。
2024/11/25(Mon)19:48
2007/10/30(Tue)21:24
ここ最近「限界集落」と言う言葉が頭から離れません。
新聞でもいろいろと書かれています。限界集落と言うのは19世帯以下で65歳以上の高齢者が50%を超えている集落のことです。日本の中山間地域、過疎地域にはそういわれる集落がたくさんあります。国土交通省はこの限界集落の調査を行い今後の施策を検討するといっています。県もポスト過疎法に向けたプロジェクトチームを立ち上げたと新聞に書かれています。
そもそも過疎地域、限界集落を作ってきたのは国策によるものです。どうしたらこの状況を打破できるのか・・・容易なものではありません。交付金を投入すればよくなるというものでもなく、国としてどうあるべきかを問われている問題だと思います。日本は国土をどう維持守っていくのかを問われています。森林や環境、災害対策を含めて限界集落をどうするのか、人の少ない地域は切って捨てるのか、政策で救うのか・・・
安芸太田町としてもこの限界集落の課題から距離を置くことはできません。町を維持存続するためにも、地域コミュニティの今後を真剣に議論し手を打たなくてはなりません。10年先、20年先、地域はいったいどうなっているでしょう。想像しなくてはいけません、未来を。逃げている訳にはいきません。将来に向けた危機管理が大切です。そのためには今何をなすべきか・・・地域を守るシステムを構築しなければなりません。少ない人口だけど、生活しているすべての人が安心して住める町でなくてはなりません。
このまま何もすることなく、時間だけが過ぎていってはいけません。地域もただ行政に任せているということにもなりません。皆が知恵を出し地域でできること、行政にお願いしないとできないこと、県にお願いすること、国にお願いすることを考えていかないといけません。小さな地域だけでは出来なければ、少し広域な地域コミュニティをつくり支えあう仕組みを作ることが大切です。それでも難しければ町外の方、都市部の方にも手伝ってもらうことも必要でしょう。昔のように隣近所で助け合う地域に立ち戻る必要があるでしょう。
組織ってとても難しい。行政組織も、組合組織も、地域自治会組織も・・・活動をスムーズにするために組織はあるのに、反対にブレーキがかかってしまったり、目的を忘れてしまって、プロセスを重視しすぎたり・・・本当に難しい♪
No.225|日記|Comment(11)|Trackback
2007/10/31(Wed)09:58
No.2|by こもり|URL|Mail|Edit
2007/10/31(Wed)19:21
No.3|by げーくん|URL|Mail|Edit
2007/10/31(Wed)19:25
No.4|by げーくん|URL|Mail|Edit
2007/10/31(Wed)20:34
No.5|by けいこ|URL|Mail|Edit
2007/10/31(Wed)21:20
No.6|by げーくん|URL|Mail|Edit
2007/11/01(Thu)18:43
No.7|by けいこ|URL|Mail|Edit
2007/11/01(Thu)23:08
No.9|by げーくん|URL|Mail|Edit
2007/11/02(Fri)21:33
No.10|by けいこ|URL|Mail|Edit
2007/11/02(Fri)22:52
No.11|by こもり|URL|Mail|Edit
無題
2007/10/31(Wed)09:25
集落から発する活性化、住民から発する活性化、確かに重要だと思います。しかし明るいビジョンが見えていない今、不安と不満ばかりが優先され、その部分になかなか到達できないような気がします。
行政主導に対しては、さまざまな批判もあるとは思いますが、元気な未来を作り上げていくには、誰かが夢を掲げ、音頭をとっていかないと雰囲気が出てきません。
行政は住民活力で活性化といい、住民は行政に頼りっきりと言う双方の他力本願ではこの問題は未来永劫(途中破綻?)続いて行くような気がします。
宮崎県は、テレビを見ていると多額の借金もあるようですが住民は元気で行動されているように見えます。
バブルの時代もそうだったと思いますが、『雰囲気』が一番必要なのだと思います。
と有言無行のこもりが書かせていただきました。
なお、改名しておりますのであしからず。こもりとは子守りです。
No.1|by こもり|
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