お昼から広島市で行われた平和行進に行ってきました。組合で折った千羽鶴を県本部に持っていき、平和記念館前からグリーンアリーナまで行進し、大会に参加しました。全国から多くの方がこられていました。グリーンアリーナの1階フロアは一杯です。2階席は県内の組織で半分は埋まってました。家族連れも多く平和を願う大きな力を感じました。大会は19時過ぎに終了し、帰りに業務用スーパーによって買出しして帰ってきました。(明日のイベントの買出し) 大会の中で坪井直さんの話を聞きました。坪井さんには以前被爆者の方の話を聞こうと、組合でお呼びして体験談を聞かせて貰ったことがあります。そう7年前位だったでしょうか。二十歳の時被爆され、あれから61年経っているので今年81歳です。とても若々しく、声にも張りがあります。被爆され、40日間も意識をなくされ、何度も入退院を繰り返され、何度も生死を彷徨い、今を生きておられます。自分の体験を語り、非核を全世界に訴えるという運動も活発にされています。体も苦しいはずなのになぜ、こうまでして活動されているのか。坪井さんは言われました。「私は過去には生きられないが未来には生きられる、あと残された時間は短いが、核のない平和な世の中が、いつか来る日を信じて私は今を生きている」と・・・なんと深い思いでしょうか。生まれたときから平和にどっぷりとつかっている私たちには、今何ができるのでしょうか。体験を語ることはできませんが、それ以外はやろうと思えばできます。できるできないは、意思が強いか、弱いか、ただそれだけ・・・。
人の行動は、意識付けにより行われます。頭の中で、これは絶対必要だと思えば誰がなんと言おうが行動するし、そうでなければ動きません。本当に自分が必要だと思えば、何をさておいても一番最初に取り組みます。人は時間がないから出来ないと言います。本当は時間がないから出来ないのでなく、やる気持ちがないから出来ないだけです。やりたいことなら、他の時間をさいてまでもやってしまいます。
坪井さんの活動は、やりたいからやるのではなく、ある使命感によって行動されているんだと思います。その行動や言動はまさしく坪井さんの生き方であり、生きている証なのだと思います。私もひとりの人間として生を受けたのであるなら何かひとつでも、生きていたという証を残していきたいと思います。自分でしか出来ないなにかを・・・。
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お疲れ様でしたm(_ _)m
2006/08/07(Mon)12:23
不思議な因縁を感じてしまいます。
No.1|by ぶるアル|
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