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げーくんの日記

わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。

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地域づくり座談会から帰りました

2007/11/05(Mon)23:18

 

本日は、「地域づくり座談会」が19時30分から川森文化交流センターで開催されました。

冷たい雨が降る中多くの方が参加されました。参加者はいったいどういったことをするのだろうかと、多少不安だったと思います。事前に内容を詳しく説明しておくべきだったと後悔しています。しかし、座談会が進むにつれ、グループ内での笑い声や熱く語る話が聞こえていました。丸テーブルに6人が座りファシリテーターの課題について協議していきます。ひとり一人が自分の考えを皆に話します。いつしかみんな前のめりで話をしています。たまたま一緒のグループになった人と、こう言った話をすることは今後ないでしょう。まさに一期一会の世界です。ひとりの考えより二人の考え、二人より3人、3人より5人、6人のほうが、たくさんの考え方があります。ひとつのテーマを皆で真剣に考える、意識が共有されます。ひとりひとりの意見がグループ全体の意見としてまとまってきます。ひとつの意見も無駄になりません

お互いの意見を尊重し、意見をまとめ上げる作業です。これがワークショップ形式の話し合いです。

意見の対立には、なりにくい方法です。他人の意見に対して批判はしません。いい意見やアイデアに対しては賛同します。地域でも職場でも、いろんな会議においてこの方法をとれば、とてもいい会議になると思われます。しかし現実はそう甘くありません。自分と意見の違うものには拒否反応を起こします。批判されると反対に攻撃もします。求めるものが同じ方向だと修正もききますが、まったく目的が違う相手であると・・・大変です。

まちづくりの意識には、ひとにより大きな格差があります。意識の高い人は呼びかけなくても参加してもらえます。意識の低い人は、誘われても、強制したとしても、参加してもらえません。確かに初めてあった人と意見を交わすことが苦手な方もいます。住民の方はそれも仕方ないかも知れません。しかし、行政職員であれば、少し違います。町は協働のまちづくりを進めています。そのための地域担当制であり、まちづくり座談会であると思います。まだまだ意識改革には時間がかかりそうです。職員の意識も、地域の意識も・・・しか~し、粘り強く、協働のまちづくりに向けいろいろと仕掛けていかなくてはなりません。

担当も反省が必要です。なぜ座談会をやるのか、どうして参加しなくてはならないのか、この座談会がどのような意味をもつのか、どのようなスタイルで行うのか、なぜ地域の方に声をかけなければいけないのか、なぜ住民の方といっしょに参加するのか・・・もっと丁寧な説明が必要だったかもしれません。時間はかかると思いますが少しづつ、少しづつ前進していきたいと思います。

今日の座談会では素晴らしい意見がたくさん出ました。最後にグループごとに発表しました。アイデアには限界はありません。最初の問いで「安芸太田町といったら○○○」では3分間で80以上の答えがありました。こうなったらいい、という問にたいしてもたくさんの意見が出されました。普段からもみなさんいろいろと考えているんだろうな~って感じです。こういった意見を出す場所、受け取ってもらえるシステムがないんだと思います。最近はパブリックコメント、意見箱、提案制度などが各自治体で始まっていますが、安芸太田町においては残念ながらまだありません。だからこそ、こう言った座談会や行政懇談会などおおくの皆さんの声を聞く会、意見を出し合う会が必要だとおもいます。当然私たちは住民の皆さんのために仕事をしている訳ですから、住民の皆さんが何を困っていて、何を求めているのか、もっと知らなくてはいけません。

目標は「うちの町は財政が大変らしいが、困ったことがあったら気軽にいつも相談に乗ってくれる職員がいる。町のことを私たちと一緒に真剣に考えてくれる職員がいるから不安はない、だからこの町に住み続けたい」と住民の方に言ってもらうこと♪

そうなったらいいな~

 

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No.227|日記Comment(0)Trackback

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