今日は定例の執行委員会でした。参加者は少なかったですが熱のこもった話ができました。この町はいったいどうなるのか・・・。このままでは、人口も少なくなり、財政的にも持たないのではないか、そのためには今なにをするべきか。人口が減ることを前提に物事を考えるのではなくて、例えば人口が増えて税収入を増やすことも検討する価値がある。そのためには、全国に先駆けて保育料、幼稚園料を無料化にする、小学校・中学校の負担も限りなくなくす、この町ではこどもを育てるには負担も少なく、自然環境に優れ、教育環境がどこよりも整ったシステムを作り上げますよ。雇用の場はなくても40分程度で広島市に通えて、通勤補助も考えますよ。定住住宅も整備していきますよ。そんな情報を全国に向け発信します。若いファミリー層が何百組も町に定住すれば、税収入も増加し、地方交付税の基礎数値の人口も増加して財政も好転することも考えられます。
今、なにもしなければ、数年後町は吸収合併されて、財源も自由にならない地域となってしまいます。いるものを好きなだけ建設し財政破綻して合併どころではない、ということはなにが何でも回避しなくてはいけません。失敗するかも知れないけれど今動かなければ後で必ず後悔することになるでしょう。
もうひとつ、人口規模にあった小さな行政にする方法です。今後多くの定年退職者を迎えますが、20人、30人退職しても新規採用は10年間は実施しない意思が必要です。職員数は現在の半分以下ぐらいは覚悟するべきです。住民サービスが低下することも覚悟のうえです、事務事業の見直しは徹底的に行う必要があります。すべての事業について検討すべきです。事業効果のないものは原則廃止です。極端に言えば松くい虫防除などは県内においても実施している自治体はほとんどなく事業効果は期待できません。財政が苦しいのであればイベント補助金もなくすことも考えるべきです。1年2年イベント補助金がなくても、必要と思う実行委員会はやり続けるでしょうし、補助金がなければやめるところもあるでしょう、財政が好転すれば、やり続けているところへ積極的に支援していけば良いと思います。詳細を検討すれば無駄な事業、しなくても良い事業は数多くあると思います。エンピツをナイフで少しづつ削るような削減ではらちはあきません、大鉈をふるう勇気が必要です。いまとなってはどうしようもありません。町が生きるか死ぬかの瀬戸際であると認識しなくてはなりません。残念なのは行政トップの危機感のなさです。今こそ真剣な協議、知恵を搾り出す時ではないでしょうか。
私たち行政は町の未来に対して責任があります。定年退職をしたら終わりではありません。地域住民の暮らしと生活を守らなくてはいけません。若い職員の職場や生活を守らなければなりません。時代の流れだから、なるようになる、どうにかなるよではいけません。今何をなすべきか真剣に考える時です。
家に帰りテレビを見ました。天国からの手紙という番組です。42歳の若さで奥さんと子ども3人を残して交通事故でなくなった男性が、天国から送った家族へのメッセージです。実際ありえる話ではありません。しかし涙ボロボロです。年をとると涙もろくなるとは言いますが、耐えようと思えば思うほど涙が流れて止まりません。
今の町の現状を考えると泣けてきます・・・
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2006/08/09(Wed)13:13
No.1|by ゲークン|
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