お久し振りです♪
デジカメ君が壊れてしまいました。
先週のひろしま男子駅伝の様子を撮影したのに…残念です。
最近は寒い事もあって家でおとなしくしております。
最近の出来事と言いますと
21日に労働組合の定期大会が開催されました。
安芸太田町になって第5回目の大会でした。
合併して書記長、副委員長として組合活動をしてきましたが今回は役をおり一般組合員として過ごしています。
なんとなく寂しいような、ほっとしたような微妙な感じです♪
23日の金曜日に広島市で春闘討論集会が開催され参加してきました。
4つの分科会に分かれての討論集会でした。
私の参加した分科会では、保育所の関係、病院の問題、地方財政の話が中心で、特に病院の問題については興味深く聞きました。研修医問題でお医者さんが確保できなくて公立病院が民間へ譲渡されたり様々な問題が噴出しています。
安芸太田町においても病院から診療所になったり、精神科先生が確保できず病棟の一部閉鎖や、内科のお医者さん不足で病院そのものの存続にも影響を及ぼしそうな状況となっています。
過疎地域の医療をどう守っていくか…大変重要な課題です。
一刻も早く手を打たないと大変なことになってしまいます。
地方財政の話も興味津々です。
全国の自治体では地方交付税の削減により、厳しい財政運営が続けられています。地方分権と財源委譲がセットでないと悲惨な状況を生んでしまいます。
これまで税収入の少ない自治体では交付税に頼った財政運営をしているわけですから経常収支比率は100%に近く(投資的経費に充当する一般財源がない状況)基金を取り崩して事業をやっている状況です。
こんな中で地方の自治体は何をすべきか…
今までのような行政施策は実施できなくなります。
よく言う集中と選択が必要となってきます。
話は横道にそれますが、これまでのように行政が全てを決めて事業を行う時代は終わったと思います。
これからの時代は地域住民が主体となり行財政を運営することとなります。
住民が本当に必要だと思っていることを実施していくことです。
極端に言えばイベント補助金を0にして、保育所の保育料を無料化するとか、老人会や女性会の補助金をやめて、子育て支援や障害者支援を充実させるとか、学校の統廃合や耐震化をやめて今の学校を維持するとか、議員定数を16人から半数の8名にして報酬を1.5倍にするとか、林業作業員さんを50人規模で雇用して定住人口を増やすとか、これのでの発想を転換しなくてはなりません。
行政組織内にいると住民意識が鈍感になってしまいます。
本当に住民が望んでいる事がわからなくなってきます。
解らないのであればしっかり住民の声に耳を傾ければいいのにそれもしない。
今までしてきた事業は必要にないと感じていてもなかなか止めれない。
もうこれは末期です。
役場は名のとおり役にたつ場所のはずなのに…
情報が行き渡らない為行政不信が強まっています。
行政が何をしようとしているのか…住民は知らされていません。
町内の何処で何をやっているのか、事業計画が何処でどのように決まっていくのかその過程もかわりません…
行政は今、何をしようとしているのか、どういった課題があって、それをどう解決しようとしているのか、住民にわかりやすく説明する義務があります。
どこにどのようにお金が使われているのか明確に伝えなくてはいけません。
そうです…よくわかる今年の予算ですね~
全国の先進的な自治体では数箇所実施されています。
全世帯に「よくわかる今年の予算書」が配布されています。
誰もが町の予算書を見ることができます。
予算書を見ると町が今年はどんな事業をしようとしているのかがわかります。
どこどこの道路を舗装するとか、どこの団体にいくら補助金が行っている、あそこの施設には指定管理としていくら指定管理料がいっているのもわかります。多くの皆さんが見ることによっていろいろな意見がでてくると思います。
あそこのお金を削減してあっちを増やしたほうがいいとか…
そこで行政は、こういう理由でこうしていますと説明責任がでてきます。
住民の意見が正しければ修正していけば良いと思います。
多くの住民からの意見によってお金の使い方を決めていく…
んっ…それでは議員はいらなくないの…という意見がありそうです。
議会議員さんは行政運営のチェック機能です。とっても必要です。
ようするに住民の意見を聞くタイミングが必要です。
行政がこう言う風にしたいと考えたら、その企画を住民の皆さんに見せて一定期間で意見を集める…これをパブリックコメントといいます。
情報公開だけではダメです。
情報公開とパブリックコメントがセットになっていなくてはいけません。
例えば学校の統廃合の計画を作ったとしましょう。
教育委員会が、頭を捻って素晴らしい案を作ったとします。
統廃合をする理由、背景、財源、企画案のプロセス、スケジュールをわかりやすく、広報紙やホームページに掲載します。そして1ヶ月の間で意見を募集します。住民は誰でも自由に統廃合案に対して意見を提出します。こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、その多くの意見に対して行政はコメントをしていきます。「素晴らしいコメントありがとうございます。あなたのご意見のここのところはとても良いと思いますので案の修正をします」「とても斬新なコメントですが、こういう理由でそれは採用できません」と
行政はたくさんの住民のコメントを参考にし再度案を練り直します。
完璧な案だと自己満足していても、コメントにはっとすることもあるでしょうし、考えもしなかった事態も想定ができるかも知れません、行政と言っても完璧な人間はいません、どこか大きな間違いをしていることもあります。多くの意見から学ぶところはたくさんあります。
よく行政は住民の意見を聞いていたらまとまるものもまとまらなくなる。
という方もいらっしゃいます。
はたしてそうでしょうか…
私は間違いだと思います。
たくさんの意見から良いものが生まれると信じています。
揉まれれば揉まれるほど素晴らしい計画が生まれ、皆が納得できるものが出来上がると思います。
おっと
長くなりました♪
それでは…
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