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げーくんの日記

わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。

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2024/05/06(Mon)11:41

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もう3月ですね~

2008/03/03(Mon)19:46

はやいものでもう3月です。

今日は団体交渉が開催されました。当局の提案は賃金カット、日当の凍結、特殊勤務手当ての廃止、職員駐車場料金の徴収・・・が主な内容です。私は急遽私用にて交渉に加わることができませんでした。結局折り合いがつかず、明日に持ち越しとなりました。

財政難ということで全国の自治体では賃金カットの嵐が吹きまくっています。公務員の賃金等については民間のようなストライキ権はなく、そのかわり人事院勧告によって職員の賃金が決まります。自治体はその人事院勧告に従い職員賃金を決定することになります。過疎地域の自治体は自主財源(市町税等)が乏しい為、地方交付金に頼って自治運営を行っています。政府の三位一体改革のもと、地方交付税はだんだんと少なくなっています。特に合併する自治体については当面交付税は合併前と同額交付するといいながら、その約束も破り地方自治体の財政を苦しめています。安芸太田町においても国の約束どおり地方交付税をいただいていれば今の財政悪化は起こっていないと思われます。

今回の賃金カットという手段をとる多くの自治体当局の気持ちもわからないではありません。しかし公務員といえども町民です。生活給が下がるということは大変です。ただでさえ3年前に地域給と言うことで一律4.7%賃金は下がっています。田舎は物価が安いから賃金も安くてあたりまえ…というものです。そして輪をかけたように賃金カットです。

100歩譲って賃金カット受け入れるにしても、納得して実施したいと考えています。まずは財政規模の問題です。全国の5000人から10,000人の自治体(類似団体)は約60団体ありますが、平均の財政規模(予算額)は50億です。安芸太田町は合併後100億となっています。今年度は70億程度となる予定ですが、それても多い額です。違う角度からみれば少ない財源の中でよく事業をやっている。ということにもなるでしょうが・・・住民サービスを低下させたり、職員の賃金をカットしてでも事業はやっていくというスタンスに感じられます。

次は財政健全化に対して努力しているかどうかです。事務事業の見直しを積極的にやっているか、無駄な事業はしていないか、経費節減を実施しているか・・・です。

三つ目は、財政推計です。しっかりと将来を見越して財政運営をしているかです。その場しのぎの財政運営でなく、5年、10年先を見越した推計を行うことです。

このままで行けば賃金カットはカット率が上がり、2年どころか10年以上も続いてしまいます。基金(貯金)も取り崩しギリギリの運営です。トップをはじめ当局はもっと危機感をもってことに当たるべきです。当然職員も組合員も危機感をもって現在の業務、仕事を見つめ直すことが必要です。

危機感のない組織に明るい未来はありません。住民の皆さんのためにも、行政組織は変革しなければなりません。安芸太田町に住む皆さんが安心して暮らしていけるよう、皆で頑張りましょう♪

さあ、明日は団体交渉の延長戦です。真剣に町の将来について考えていきましょう♪

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