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げーくんの日記

わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。

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2024/04/26(Fri)09:11

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No.|CommentTrackback

今思うこと 思うままに

2006/08/09(Wed)22:36

最近いろいろな方と町はこれからどうすればいいのかと話しかけています。これだ、という話は聞かれません。今の現状についてはいろいろな意見が聞かれますが、肝心のそれではどうしたらいいのかが聞こえてきません。皆さん今のままではいけないと感じているのに、どうしようもできないって感じです。

以前、組合の広報誌でもし自分が町長なら何をしたい、と原稿を依頼したとき様々な意見がありました。また、10年後の町はどうなっているか、というテーマでも意見を求めたときも多くの意見をもらいました。組合員に限らず、職員はそれぞれ自分の思い、考え方をもっています。それを大きな声で伝えることが出来ないし、言う場所もない、意見を吸い上げるシステムもない、それが現実だと思います。

このブログは個人の日記でもあるし、憲法で保障されている表現の自由ということで、少々まずいかなーという所もあるかも知れませんが、思いのまま書かせてもらいたいと思います。

10年後の町は誰にも予測できませんが、今のままではたぶん町(主体を持った町)はなくなっていると思います。あったとしても大きな自治体に吸収されているでしょう。みんながそれ望むならなにもせず過ごせばそうなるはずです。しかし、今の町で10年後も20年後も、存在してほしいと望むのであれば、今誰もが真剣に考え、システムを変えていかなくてはならないと思います。

まず、財政の見直しです。

①最低限の事業しか実施しない(財政破綻したつもりで自主再建を今すぐ始める)。
②財政状況の説明を職員、住民に早急に行う。判りにくい説明でなく、中学生にでもわかる、分かりやすい説明が必要です。金額的なことでも、ある家庭にあてはめるように、年収入は幾らある(自主財源、交付税、補助金)、ローンは幾らある(起債残高)、貯金は幾らある(基金等)食費は幾らかかかる(経常経費、物件費や扶助費等)、その他一人当たりの予算額、借金、基金。今後の財政推計も必要です。交付税の減額、税収入の減額も考慮して10年後20年後までのシュミレーションも必要です。最悪のことを前提とした破綻シュミレーション。職員採用を10年間なしとしたときのシュミレーション。最低限の事業しか実施しないシュミレーション。再建可能な財政を確保するための具体的な方法の提示(補助金のカット、事務事業の見直しによる事業カット等)をおこなうことも必要です。分かりやすい現状の説明があり、いろいろな内容による数本のシュミレーションを見せる、そのためには具体的に何をどうする、という決意が必要です。間違ってはいけないのは、説明する場合、最終的にどうしたいという最終案を持っていることです。何も考えずに現状の説明だけでは、不安を招くだけとなってしまいます。現状を説明するということは、ある程度の決意があるということです。

次には組織の建て直しが必要です。

①財政状況から考えると人口8,000人足らずでは職員数の制御が必要です。極端に言うと現在の半分以下ぐらいに考えるべきでしょう。10年間は新規採用は抑えるべきです(しかし、生首は絶対に切らないことが条件です)。職員数を抑えると言うことは、支所は撤廃するべきです。本庁のみで充分です。管理職、補佐が多すぎます。部長制に戻し課を少なくしフラットにするべきです。3部制、6課で充分です。とにかく小さな行政組織とすることが必要です。

②昔ながらの規則、規約は時代の流れに沿ったものに変えるべきです。無駄なことはなくし、文書事務はスピードを速めるべきです。

③ものごとの決定過程を明確に、オープンにするべきです。

④人材育成の徹底が必要です。必要に応じ積極的に研修すべきです。

次には「まちづくり基本条例」の制定です。

①まちづくり基本条例の制定は行政の変革する姿勢をみせる絶好の機会です。行政も変わるし住民も変わらなくてはいけません。情報の共有化のもとの住民協働です。情報がオープンにならなければ住民と行政が協働してのまち作りはできません。条例化の大きな意味は、首長が変わっても精神は残っていくことです。

②パブリックコメントを進めることが必要です。当然基本条例にもうたわなければなりません。新たな施策、建物、制度等を行うためには、案を示し情報をオープンにし、住民からいろいろな意見を聞き、よいものは受け入れ、とんでもない意見は理由を付け返していく作業が必要です。色々な意見を聞いた後、再度提案を行い事業を進めていくという方法です。既に行っている自治体はたくさんあります。実際これを行うことは担当者は大変です。しかしこのことにより、大きな穴は小さくなり、小さな穴もなくなることもあります。この方法により、当初案より、より良い施策、より良い建物、より良い制度ができることとなります。

③広報やホームページの充実が必要です。情報発信は町の最も重要な施策です。当然担当者を置きホームページなら毎日更新するぐらいでないと意味はありません。もっと重要性を認識すべきです。


その他

①首長の熱い思いを、たまには全職員に向けてメールを発信すべきです。いま感じていること、世界情勢、スポーツ何でもいいから自分の言葉で語りかけてほしいと思います。

②首長には、特に若い職員と会話をしてもらいたいと思います。出張も大切だとは思いますが10回行く所を1回やめて、ゆっくりと職員の顔を見ながら雑談してほしいと思います。


思うまま書きなぐったため、誤字、脱字もおおいかと思いますが勢いだけでも感じていただけたら良いと思っています。

ふー疲れた。明日は夏休みをいただいて、博多まで遊びにいってきまーす。
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No.44|日記Comment(6)Trackback()

Comment

無題

2006/08/09(Wed)22:44

長い

No.1|by 緑茶|URLMailEdit

おーーーー

2006/08/10(Thu)12:52

大胆な意見ですね♪
 が、同感できる部分がたくさんありました。

ただ・・・
 私が思うに、マスコミでも「わかりやすい」として国の借金を国民一人当たりに換算しますが、国民一人ひとりがした借金ではないと私は思うので、国民一人当たりに換算することには抵抗感があります。
 言われた側としたら「わしがした借金じゃないわぁ!!」と思ってしまいます。
 もちろん、家庭の家計に当てはめることは賛成です。かなり理解しやすいと思いますしね!!

 パブコメ。とても重要な意見の集約の場だと思います。ただ、それをいかに行政運営に反映させるかがこれからの行政の”キモ”だと思います。
 今のままの姿勢では「意見だけ聞いて、何もしないじゃないか!」となるようでは「絵に描いたモチ」でしかないと思います。

某首長さんは「ボトムアップは必要ない。トップダウンで行政運営するほうがよい」とおっしゃったとか・・・
 トップダウン方式の行政運営をするのであれば、具体的な施策・方針を示して欲しいと思います。
 行政は予算編成する際には”ボトムアップ”です。
 職員さんの意識の改革が必須ですが、予算を組む職員さんの時点で採算性を十分に取捨選択した予算編成を行っていかなければいけませんよね!?
 削られることを見越した予算編成はもってのほか。削れる部分は削った上で、「これ以上削ることは出来ない」予算を組み、担当者を交えた予算ヒアリングをしてもいいんじゃない?と思います。
 個人責任をより問われることになる懸念もありますが、予算を組む以上予算案作成の責任は止むを得ません。
 職員の育成でも然り!!
本当に必要な研修なら行かなければ行けませんが、どうしても必要な研修なら、職務専念義務免除とし、旅費支給は無しでもいいと私は思います。特に何かしらの資格取得を伴うものであれば、取得できた資格はその人のものになるわけですし・・・


あーーーー
また、まとまりのないコメントをしてしまいました(>_<)

No.2|by ぶるアル|URLMailEdit

確かに長すぎた

2006/08/10(Thu)20:26

緑茶さんに指摘されちゃいました。少々長すぎたようです。
ぶるアルさんには、しっかりとコメントいただきました。この声をもっと大きくしていきたいと思っちゃダメかなー

No.3|by げーくん|URLMailEdit

re:確かに長すぎた

2006/08/11(Fri)00:12

えーーー?
 ”長すぎ”とは思いませんでしたよ!緑茶さんのご意見ももっともだとは思いますが、いま安芸太田町に住んでいる私達が何とかしないといけない状況にきています(遅すぎですが)
 今日も日中、役場の財政担当の方と話をしました。
「今のままじゃ、とてもじゃないけど町の財政はやっていけなくなる(涙) もっと真剣に町が置かれている財政的現状を把握しないといけない!! 僕らだけが”ヤキモキ”してるんじゃなく、役場の職員全員で問題を共有して何が必要な費用なのかを考え、やるべきことであっても、(完成)目標とする年度を先送りになってでも財政の立て直しをしなければ、いつ安芸太田町がなくなるか分からない・・・」といった内容の話をされていました。
 確かに、ある場所では住環境の整備としてとても大きな事業を進められています。
 が、ポッと出の幼保一元化にかかる学校・保育所統合整備では信じられない莫大な事業費が出たとか・・・
 まったく不要な事業だと思います。
将来の出生率を見込んだ場合、絶対に”無用の長物”でしかありません!!! どういう根拠であの莫大な費用を持ち出したのか?
 本当に町の財政状況を把握した人が計上したのか疑ってしまいます(涙)
 確かに長距離通園・通学は子供たちに対して目に見えない肉体的・精神的苦痛を与えます。
 が、かと言って過剰な施設投資を容認するわけには行かない状況だと私は思います。

 今年発表された国内出生率は前回発表の”1.29”から更に下がりました(涙)
全国的な出生ルツが低下している中、過疎地の出生率はいったいいくらなのかを考え直すべきです。
もし、国内平均の数倍の出生率を安芸太田町が出しているのであれば、点在的学校建設もいいでしょう。
 実情はいかに?
年間の人口移動は”+”はありません!!
 出生数に対し、自然減&転出で毎年100人前後の人口が流出しています。そんな状況の中、本当に点在的学校建設が必要なのか、私は疑問でいっぱいです。教育現場の構成はピラミッドであるのは分かります。
 が、安芸太田長の存続を考える上では、そのピラミッドの底辺の縮小も断腸の思いででもやりきることも必要ではないのかなぁ?
 そうすることで、小範囲であっても世代間交流もあると思いますし、無理なら”寺子屋”方式でお寺や宮司さんのいる神社で基礎教育をしてもいいんじゃない?と思います。

あーーーーー!!!
 また愚痴っぽいことばかり書き込んでしまいましたね_| ̄|○

No.4|by ぶるアル|URLMailEdit

無題

2006/08/11(Fri)08:41

いつも読ませていただいております。
安芸太田町の未来について大変真剣に考えておられること、いつも尊敬しております。
 私は、町を残すというという前提を、この地域を残す、また活性化させるということを前提に考えていくほうが私は正しいと思います。『この地域に住みたい。住み続けたい。』こんな地域にすることが一番大事なのではないのでしょうか。将来、市町村合併することがあっても、この地域が住める地域にしておくこと。将来、最低限必要な物への投資は行うべきだと私は思います。
 疑問・・・行政職員の生首を切らず、新規雇用を止める。これは、合併前提であれば良いと思うのですが、安芸太田町を維持するのが前提なのであれば、あまり将来を考えているようには思えません。

No.5|by 軽い闘病人|URLMailEdit

ご意見ありがとうございます

2006/08/11(Fri)10:01

軽い闘病人さん、ご意見ありがとうございます。
ご指摘のとおり私も町がただ残るよりも吸収合併しても輝いた地域が残る道を選びたいと思います。しかし輝ける地域を残し維持していくためには地域の知恵を結集させる組織が必要です。それが行政であり、地域組織なのだと思います。一緒にがんばりましょう。

No.6|by ゲークン|URLMailEdit

Comment Thanks★

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