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げーくんの日記

わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。

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2025/09/12(Fri)22:20

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情熱を持ち続けたい

2006/09/27(Wed)20:24


今日はとてもよい天気でした。一昨日の落ち込みを解消され、なんとか元気を取り戻せました。お昼から熊退治に出かけました(詳細は秘密です)。


昨晩「事務事業の見直し」という本を読みました。現状として右肩上がりから右肩下がり、中央集権から地方分権、行政主導から住民参画へと時代は変化しています。それに伴い行政の仕事も、国や県からの事務を言われたとおり、法に準じた仕事をこなしてきましたが、これからは、自分達で考え、企画して、独自の町づくりをする必要があります。


少子高齢化、過疎化が進む中、住民ニーズも多種多様になっています。いままでの事務事業は本当に成果があったのか、目的にあっていたのか、検証しなくてはなりません。事務事業について問題意識をもつことが大切です。現状をあたりまえだと思えば課題は見えてきません。現状はこうで、目標はこうで、そのためにはここをこう変えようと思わない限り事務事業の改善はできません。


はたしてこの町は事務事業の見直しが充分されているのか、と言えば・・・。これは命令されてする場合と、自らが自発的に問題意識をもってやるのと、大きな差があります。言われてするのでは、たぶんできないと思います。自分の意思で、いまこれをしなければだめだ、と熱い気持ちがなければ見直しはできないと思います。全ての職員が熱い気持ちで事務事業の見直しを進めることができれば、素晴らしい町づくりが可能だと思います。


夕方、大阪から来られた方と、町づくりの話をしました。これからの「ひとまち委員会」の方向性について・・・地域担当制とひとまちのあり方、学校適正化、自主防災組織の検討、観光ビジョン、人口増加施策、これからの田舎のあり方、国の弱者切捨て、地方の切捨て、地域コミュニティー産業の設立、などなどいろいろとお話させてもらいました。ぜひまた楽しいお話を聞かせてください。


淡路島の議員さんが突然来られました。津浪のインターについて聞きたいとの事でした。10月からの本格化スタートに向けた取り組みを知りたいとの事でした。凄いなーと思ったのは、その議員さんお二人の熱意です。、朝このことを聞いて、すぐ行って聞こうと思い、行動されたことです。詳細については電話で聞こうと思えば聞けるし、わざわざ来る必要もありません。しかしその議員さんは、とにかく行って、見て、担当者にじかに聞きたいと、車をとばしてこられました。見習いたいと思います・・その熱意。その議員さんのいる市はいい町になっていくと思います。いつも情熱を持ち続けながら仕事をしていきたいと思います。

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No.73|日記Comment(4)Trackback()

日々反省です。

2006/09/25(Mon)22:33


今日は少し自己嫌悪を感じています。いつもは体制に対して批判的な意見を言ったり、書いたりしているのに・・・いざ自分達のやっていることに意見や、批判をされて、かっとすることがありました。いつも多くの意見に耳を傾けてなどと、言っていながら、いざ自分に対する意見に対して感情的になる・・・反省です。まだまだ人間が出来ていないと深く落ち込みました。



No.72|日記Comment(5)Trackback()

魂を込めた計画を

2006/09/24(Sun)20:22


9月もあと一週間を残すだけとなりました。朝夕も涼しくなってきました。9月21日の中国新聞に、小中学校適正化についての意見が掲載されていました。地域の学校がなくなることのデメリットは、町の財政難よりとても大きいことだと思いました。ずっと前に提言という形で書きましたが、この町に今本当に大切なことは、子どもが少なくなることを前提にものを考えることでなく、子どもを増やす方法をもっと考えることが必要だと思います。もっと言えば町の人口を増やすことです。広島から全国から、この町に住みたいという人を受け入れる体制を整えることが必要です。長野県の下條村は4000人の人口ですが、出生率も県下ナンバーワンとなり、全国から注目をされています。


やってみてもダメかもしれませんが、なんにもしないより何かアクションを起こすべきです。町は現在大変な状況です。適正化のため何十億もかける体力もありません。しかし、教育委員会等はやりたいと言っています。行政はいったいどうしたいと思っているのでしょうか。よくわかりません。町の方向がどちらを向いているのかとても不明確です。


土曜日に同級生と適正化について話しました。彼の地域は数年前に学校がなくなりました。学校がなくなることは地域にとっても辛い現実だそうです。学校がなくなるのは、地域に子どもをもつ世帯が住みにくくなるということです。また、地元に帰って子どもを育てようという人も帰ってこれなくなることも考えられます。町は子育て支援をするために計画も作りました。現在、子育て世帯を支援する方策が浸透しているようでもありません。反対に適正化により、出生率も含め子育て世帯の減少を一段と加速させる可能性があります。


ここらでもっと真剣に町のあり方を考え直す必要があるのではないでしょうか。なぜこんなことになるのか、と考えてみます。行政の高慢さがあります。
行政は一生懸命町のことを考えて仕事をしていると・・・確かに一生懸命されていると思います。しかしその考え方が住民の思いと180度ちがっていたらどうするか、ということについては修正する意思を持っていません。学校をなくすとか、一緒にするとかと言う計画は、時間をかけてしっかりと意見交換し、町の方針を決め、多くの方に納得していただいた計画でなくてはいけません。一部の人たちが考えただけの計画には人間の気持ちが、魂が入っていません。魂の入った計画を町民、行政、議会で一緒に作っていきましょう。

No.71|日記Comment(9)Trackback()

凄いぞ あいはらさん

2006/09/23(Sat)22:15


22日、23日と広島で会議があり出席してました。22日は午前10時から夕方5時まで、今日は朝9時から3時までの一泊二日の行事でした。来年参議議員選挙に立候補する「あいはらくみこ」を直接見ることが出来ました。ちっちゃなおばちゃんですが、熱い気持ちをもった女性です。簡単にプロフィールを・・・1947年 北海道生まれ、1969年 北海学園大学(法学部)卒業後、民間企業での勤務、1986年 札幌市非常勤職員(国民年金員)1995年 自治労札幌市役所職員組合特別執行委員、1998年 自治労北海道本部執行委員、2001年 自治労北海道副執行委員長、2003年9月から自治労中央執行委員(組織局次長)という経歴です。


凄いのは臨時職員から参議議員に立候補するということです。自治労組織内候補ですが、民主党から立候補します。(そこのところはいろいろありますが・・・)組合の臨時職員さん雇用の考え方は、正規職員化を訴えてきました。安い賃金で、職員と同等、または同等以上の仕事をさせるというのは、雇用する側に問題がある。雇用者は、その労働者が毎年必要であるなら正規職員にするべきであると・・・。臨時職員さんを長い期間、安い賃金で雇用するひとはおかしい、臨時職員さんは法にあるように半年、長くても1年とするべき、公募を行いうべし、できれば現在の臨時職員さんを正規職員にしなさい、と訴えてきました。しかし「あいはら」さんは違った。臨時職員さんの思いを受け止め、臨時職員さんの労働組合参加を呼びかけました。同じ公務労働者として一緒に戦いましょうと呼びかけたのです。臨時職員さんは不安定な職場であり、いつ止めて欲しいと言われるかわからない、賃金は安い、年休もなく、ボーナスもない、あいはらさんは、これを変えようと努力されました。臨時職員さんの待遇は徐々に改善されていきました。私たちの運動とあいはらさんの運動、もの凄い違いです。頭が下がります。個人的には今の民主党を支持しようとは思いません、しかし「あいはら」さんにはぜひ国会議員として活躍してほしいと思います。


数日前、中国新聞の松田くんが発見されたと記載しましたが、これは間違いでした。今日現在も発見されていません。大変申し訳ありませんでした。よく確認して書くべきでした。今後このようなことがないよう気をつけます。

No.70|日記Comment(4)Trackback()

誰が止めてくれー

2006/09/20(Wed)20:50


今日の朝は肌寒く、あっもう秋だなーと思っていると金木犀の香りが漂ってきます。金木犀の香りは昔から秋の訪れを告げてくれます。いつのまにか秋へ突入です。


今日、小泉さんが自民党総裁選挙に勝ち、次期総理大臣となることが決まったみたいです。美しい日本を造りたいそうです。私は情のある日本になってほしいと思います。


昨日テレビで、障害者の子どもたちの施設使用料が10月から0円から27,000円に上がってしまうという話をしてました。障害者自立支援法の改正により1割負担となるようです。大人も高齢者も子どもも一緒だそうです。障害者の方はがんばって努力しても難しい状況があります。今までの日本は社会的弱者と言われる方を皆で支えてきた経過がありますが、国の財政難(借金まみれ)を克服するために、もっと無駄をはぶくべきなのに、それをせず、弱者をいじめようとしています。見た目は美しい国になるかも知れませんが、情という文化歴史を否定しているかのようです。人の情けを排除する国に明るい未来はありません。


来年は参議議員選挙の年です。今の自民党の政策が多くの国民に支持されるはずはありません。これを承認する国民であるなら、それなりの国になるしかありません。自民党も国民の幸せを願って仕事をしてはいるのでしょうが、2世議員の多い中、中山間地域のひとびとの暮らしが理解できるとは思いません。


長野県の下條村について調べました。お昼に携帯電話がなり、出てみると昨年北海道の金山町に一緒にいった方からでした。「テレビでみたんだけど、長野県の下條村というところが、若者定住対策をがんばっているらしいよ、北海道の金山町もてでたよ、あなたが前にいっていた保育料の軽減や医療費も中学校まで無料らしいよ、定住の住宅もたくさん作っているみたいよ、と連絡してくれました。早速インターネットで調べてみると確かにいろいろやっている村でした。人口4000人程度、職員は57人から35人ぐらいに削減し、地域の道路維持や補修にも、資材を提供し地域で工事をやったりと、全国から行政の視察がたくさんあるようです。私が関心を持ったのは、キャラクター3人の地域活性化戦隊が作られ、全国からキャラクターを集め全国キャラクターショウをイベントとしてやっていることでした。皆さんもちょっと見てみて下さい。本当に楽しそうです。誰か仕掛け人がいるとは思いますが、とてもユニークです。キャラクターを勤めるのは、大根農家の方、役場の方、旅館の女性の3名です。テレビ、新聞等のマスコミにも数々登場しています。それと並行して若者定住対策をしっかりとやったおかげで、出生率も1.9以上あり長野県でもトップだそうです。どこかの町のように待っていても何も変わりません。何かアクション、施策を打っていかないと何も変わりません。また、女性の方で町のブログを立ち上げている人がいました。町のホームページ、商工会、観光協会のページのトップに紹介されています。町の風情や、町のいいところ、自慢したいところを細かく紹介されています(これはわが町でもだんだん進んでいますけど)。


今私は動きたくて、動きたくてウズウズしています。誰か止めてくれーーー。
しかし、動き方が重要です。ただ闇雲に動いてみてもダメです。よくよく考えて戦略をたて、ゆっくりと慎重に進んでいかなくてはいけません。

No.69|日記Comment(6)Trackback()

日々前進

2006/09/19(Tue)22:57


中国新聞の松田くんが飯室近くの太田川で遺体で発見されたそうです。とても残念です。イベントがあるよと電話すると、すぐにきてくれてました。とても几帳面で新聞記者としてはとてもシャイな若者でした。危険を顧みず記者としての情熱で大雨の中、現場に向う途中の事故でした。また消防団員の50歳の男性も見回りに行くといって出かけ事故にあい亡くなられました。お二人とも仕事と消防業務に使命感を持っていたと思います。お二人から学ぶべきことがあります。仕事に対する情熱、そして危険な状況を判断し引き返す勇気をもつ事。お二人の死を無駄にしない生き方をしていきたいと思います。


皆さんグーグルのアースというのを知ってますか。パソコンで世界中の都市や町が上空から見られるものです。私の家も上空から見ることができます。それもいろいろな角度から、まるでヘリコプターに乗って見ているようです。角度を変えてみたり、高さも自由になります。遠くから地球を見ると人工衛星から見ている感覚になります。見たことがない方はぜひやってみてください。小学生や中学生が見れば絶対地理が好きになり、地球の大きさを体感できると思います。このソフトを使った授業をやれば勉強も楽しくなると思います(学校の先生、ぜひお試しを)。大人の私も夢中になりました。田舎にいても世界の名所をまじかに感じることが出来ますよ・・・


今日は執行委員会が開催されました。10月の定期大会にむけた準備が中心です。また財政危機による賃金カットが予測されますが、組合としては合併前協議で確認したこと、また合併してからの協議で確認したことを確実に履行することが絶対条件となります。過去の約束を守ることをせず、賃金カットなどありえません。大人は、こども達に約束は守りましょうといいますが、言った大人が簡単に約束を破ってしまうことがあります。確認とは約束です。約束を守っていくのは人間としてのルールです。賃金カットはある程度理解しています。しかしそれは賃金格差をなくす賃金是正をした後の話です。行政当局は組合に対しても住民に対しても約束はきちんと守ることで強い信頼関係を築いてほしいと思っています。信頼がない関係では何事も前に進んでいきません。


退職を考えている人がいます。定年にはまだ達していない年齢です。私はその人から、とても多くの刺激を受けました。人間としての生き方、組織のあり方、大きいものに立ち向かう方法、まだまだ多くの事を教えていただきたいと思っていました。人間に寿命があるように、仕事にも定年があります。誰しもいつかは職場をさる時がきます。たぶんあっという間にやってくるでしょうが、いったい何ができるでしょうか。やらされる仕事でなく、やりたい仕事をやっていこうと思います。野球選手は、今まで簡単にできたことが出来なくなったり、今までは打てなければ悔しかったが、悔しくなくなってしまったりすると引退を考えるそうです。私の仕事には定年があり、気力も体力も充分あっても退職しなければならず、反対に気力も体力がなくても定年までは勤めることができます。私は退職する日まで、現状に満足することなく、日々前進していきたいと思います。


No.68|日記Comment(5)Trackback()

私はスーパーの女性でありたい

2006/09/18(Mon)23:08


中国新聞の松田くんがまだ見つかっていません。とても心配です。仕事とは言えご家族の方はさぞかし辛い思いをされているでしょう。人間は自然の前では本当に無力です。昨日も書きましたが、危ない時は無理をせず、安全を確認して行動することをお互い確認したいと思います。


みなさん桃太郎の話は知ってますか。もちろん知ってますよね。何年か前に講演で聞いた話ですが、桃太郎と町づくりは非常に似ているという話です。桃太郎は多くの人の幸せのために、鬼をやっつけるこを決意して、犬、さる、キジを従えて鬼ケ島に出かけます。町でいうと、町のトップが町民の幸せを目的に課題を解決しながら町づくりを行います。そのためには、献身的にトップを支える(犬の役割)人、アイデアや企画の知恵をもつ(さるの役割)人、あらゆる情報を集め各地の情報に詳しい(キジの役割)人が必要だといわれています。そこで問題です。桃太郎でいう「キビ団子」はいったいなんだと思いますか。他の人を動かす動機付けのものです。私は、夢やビジョン、やさしい気持ちではないかと思います。トップは自分の描く夢やビジョンをやさしいまなざしで、しっかりと皆に伝えることが必要です。夢やビジョン、やさしさや、あたたかさのない人には誰もついていきません。桃太郎の物語は町づくりの手法を見事に現していると思います。皆さんはどう思いますか。


もうひとつ、最近ホームページで読んだ中に、水戸黄門とスーパーの女性というのがあります。これも町づくりの話です。ご存知のように水戸黄門は、地域の住民が困っていると、水戸黄門さんが現われてあっとゆうまに悪者を懲らしめて、めでたし、めでたしとなります。いままでの地域は水戸黄門のスタイルだったということです。地域の困ったことを解決するために、地域で考えて、地域で解決しようとせず、いつかきっと誰かが助けてくれる、誰かがやってくれると思っている。まさに水戸黄門さんがさっそうと現われて全てを解決してくれると思ってしまっていたのかも知れません。その対極にスーパーの女性がいます。最近話題になっている話で、あるスーパーマーケットにパートの女性が働きはじめました。その女性は職場で困ったこと、不便なことを自らがひとつづつ改善し、多くの人たちと協力して課題を解決し、後に店長になり、社長になっていく。というものです。人に頼らずまず自分から課題を解決していく人の代表的な存在です。皆さんは水戸黄門を待つ人でしょうか、それともスーパーの女性、どちらでしょうか。私はスーパーの女性でありたいと思います。

No.67|日記Comment(2)Trackback()