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げーくんの日記

わたしは世界にひとりしかいません。そんなわたしが、日々の出来事で感じることや、ふと頭に浮かんだことを綴ります。お暇なら見てね。

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2025/09/13(Sat)03:31

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台風が過ぎて

2006/09/18(Mon)11:11


久し振りの書き込みとなりました。少し振り返ると16日は病院に父親を迎えに行き、17日は地域の敬老会が戸河内いこいの村で開催され、昼過ぎから台風の関係で18日の朝5時まで仕事、帰って寝て、起きてパソコンに向かっています。昨日から今朝にかけて台風が通過していきました。広島県では新聞記者の若い男性が行方不明になっています。その男性とは面識があります。まだ27歳という若者です。観光関係のことや、町作り、イベント等、何かあるたびに携帯に電話して取材に来てもらっていました。16日の夜、災害の取材に行く途中だったそうです。その話を聞いてすぐに携帯に電話してみましたが、留守番電話になっていました。早く見つかることを願っています。


台風が過ぎ去るのを確認しながら、避難勧告のことを考えていました。昨年の台風の時、私の住む地域は夜中の10時30分ごろ避難勧告がだされ、消防団が各家に来られいまから避難します、と。しかし外は台風のど真ん中、雨もピークを迎えた時でした。仕事場にいた私に家族から、消防団の方がきて今から避難することになったと、電話がありました。私はそれは危ないから絶対家からでてはいけない、地域の人にも伝えて欲しいと、その結果地域の方は雨のピーク時に避難箇所へ移動することなく自宅にいました。その後避難するコースにある県道が崩壊しました。聞くところによると、崩壊しす直前に消防自動車が通っていたとの事です。まさに危機一髪でした。そんなこともあって私は昨年から、避難勧告の早期発令、消防団のピーク時での出動の制御をいろいろな方に話しをしました。昨年の反省を含め今年は何点か修正されていました。しかし避難勧告については基準は今まで通りです。早めの通知は自主避難です。これは強制力はなく、ほとんどの方は自分の家は大丈夫といって自ら避難することはありません(過去被災を経験された方は違いますが)。


町民の命も、消防団員の命も大切です。そのためにも、避難勧告は明るいうちに早めに勧告し、風雨の一番ピークの時には勧告は出さない。消防団も危険な状況の時には出動させない。このことが必要だと思います。そうなると防災計画にある、時間雨量50ミリ降り、その後も同じような雨量が予想されるとき避難勧告を出すということは無理があるように感じます。この地域は災害時に確実に安全な場所はありません。最も必要なことは、地域自主防災組織を立ち上げ、自分達の地域は自分達で守るという意識づくりも推進するべき課題です。災害は一部地域で発生する場合と、広域的に起こる災害があります。広域で発生した場合、全ての箇所を行政、消防で支えきれるものではありません。だから自主防災組織がそれぞれの地域にあって、災害時にはどこに避難して、どこそこのおばあちゃんは、だれそれが迎えにいって、どのコースを通っていこう、とか地域で普段から話し合っておくことが必要になります。今回は3つ提案したいと思います。①避難勧告ははやめに②消防団は危険な時期には出動しない③自主防災組織を設立していく。


敬老会はとても盛り上がりました。私の地域は毎年敬老会を実施しています。数年前には地元集会所で、女性の方にお願いして料理を作ったり、年によってはお弁当を頼んだりしてやってましたが、昨年から敬老者への補助金基準がかわり、倍ぐらいになりました。そこでバスで迎えにきてくれる温泉つきの施設で敬老会を開催するようになりました。個人的には地域の方の手作りのもてなしがいいと思いますが、準備や片付け等考えるとどうしても楽なほうに流れてしまいます。地域協議会の福祉部会が中心となり、段取りや進行、敬老会の企画を考え本番を迎えます。来年も元気な笑顔に会いたいと思います。いつまでもお元気で・・・。
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No.66|日記Comment(7)Trackback()

お金は大事だよー

2006/09/13(Wed)23:05


今日は久々の「ひとまちカフェ」が開催されました。参加者は7名で、最初の話題は幼保一元化と学校適正化でした。メンバーの中にはPTA関係者も多く、11日の説明会にも出席しています。なかなか教育委員会も現在の案を納得して貰いたいの一点張りのようです。ひとまちでも対抗案を作ってはという意見もありましたが、批判の対象になりうることもあるので難しいという判断です。それでは一体今後どうするのか・・・9月の議会、教育委員会の動向を見守るしかないのでしょうか。提案がひとつ・・・町をめぐるバスツアー企画です。バスを貸切で弁当付きで町内の知られざる名所を巡るコースを町内に募集してやっていこう。どうですかこの企画。


午後から太田川清流塾の話がありました。いままであったやまなみ大学のようなものですが、町独自の塾コーディネートを行う清流塾が立ち上がっています。しかし、現在のところ活発な動きがありません。今後どうやっていくかの協議でした。今日の協議で少し前進していきそうです。


町の財政が厳しいようです。平成19年度の予算は、人件費抑制ということで1億削減していくという方向です。労働者の立場でみれば、行政トップや管理職の行政運営の責任はあるとしても、一般の職員に責任があるのか。住民から見ればトップも職員も同じ、町の財政が苦しいのであれば全員の賃金カットがあたりまえ。財政難は合併以前から指摘されていました。また合併後もこれまでどおりのやり方ではいつか限界が来る、とだれもが言ってました。しかしそのようなことが起こらないような手続きを実施することはせず、当たり前のように事業を行い、箱ものも建ててきました。当然議会も承認してきました。これは行政、議会、住民、全体の責任でもあるといえます。しかし住民の方はそのような情報を共有していません、一般の職員も的確な情報提供はありません、ただ財政が苦しいので、いままでのような要求は通らないというばかりでした。
どうにも行かなくなってから、人件費をカットする。それまでにもっとやれることはなかったのか。財政運営のまずさが浮き彫りとなっています。職員の賃金カットによる経済のマイナスは計り知れません。事務事業の見直し、事業計画の先送り、徹底した経費削減、借金を増やさない、無駄な建物は建てない等、やれることをやってきたのか。今になって言うのも遅いとは思います・・・。交付税が減ることは大方予想がついていたことです。それが理由にはなりません。国の情報を的確に判断すれば、もっと確実な財政シュミレーションもでき、今のような財政危機には陥らなかったと思います。


最近またタバコの量が増え続けています。健康診断でたばこを控えるようにと言われたのに・・・なんと意思の弱いことか。やめのことは出来ないにしても数を減らすことをしなくては・・・


No.65|日記Comment(8)Trackback()

文字の色が派手すぎた・・・

2006/09/12(Tue)22:22



私はサブローです。昨年家の近くに熊が出没しましたが、怖くて吠えることも出来ませんでした。皆さんも熊に出会ったら静かにして方がいいですよ。


サブちゃんはブログ2回目の登場です。最近は散歩に連れて行ってやれなくてごめんね。このサブちゃんは人によって吠えたり、吠えなかったりします。また救急車が国道を通ると遠吠えをします。お母さんはハスキーで目の色がブルーです。写真ではよく分かりませんね・・・。大の苦手は熊さんです。尻尾を丸めて犬小屋の隅で小さくなっています。


今日は雉野原キャンプ場に行って鮎を600匹放流をするというので立会いでお手伝いしました。今回始めての取り組みだそうです、地道な取り組みですが、いつか実を結んで、滝山川や太田川に天然の鮎がたくさん泳ぐ姿が見れればいいですねー。久し振りに行きましたが、キャンプ場の前には滝山川が流れ、といていい雰囲気です。国道からキャンプ場の入り口には鍵がかかっています。秋には紅葉が綺麗な場所で、ぜひ解放してもらったらいいなーって思います。ひとまちで焼肉やりたいですねー。


またまた学校適正化の件です。昨日、教育委員会から町PTAの役員等への説明会が開催されたようです。いつもブログを見てくれている方と昼過ぎに話をしました。「昨日の説明会どうだったかねー」「行ってないので分からない」そうです二人とも説明会に参加できてませんでした。基本的に私は、人口から考えても町の財政状況からしても現在の計画では難しいと思っています。以前ブログに書いている案も日々刻々変化しています。理想は今のまんま、次には中学校1校、小学校1校、幼保2、次は中学校1校、小学校2校、幼保施設2つ、最近では、中学校1校、小学校2校、幼保3つと段々変わっています。中学校は筒賀に、小学校は戸河内、加計に2校、幼保施設は、上殿の保育所の横に幼稚園1つと、松原、修道に1つづつの3箇所がよいのではと考えています。基本は建物でなくサービス内容なのだと思います、また学校や幼稚園、保育所がなくなる地域の方のデメリットをなくすこと地域エゴでなく町全体の教育環境として考えることを根底に考えていくことが必要だと思います。また違うところでその話になって、この適正化問題の初めは、町が維持管理するのにお金がかかるってのがありましたが、40億もかけれるのなら充分維持管理できるし、先生や擁護の先生がいなくなるのなら十分人件費もかけれると思います。もっと言えば40億かけるのなら、今のままで維持管理し、保育料無料、小中学校の負担ゼロ、若者定住住宅、通勤通学補助もやれるのではないかと思います。教育施設で40億も使おうとするのであればもっと違う使い道もあるような気がするのは私ひとりでしょうか。


昨日用事で広島に出かけたついでに本屋さんに寄りました。「小沢主義」をかう為です。本屋中探してみても見つかりません。店員さんに聞くと9月1日に発売していますが、現在在庫がありません。また近いうちに入荷予定だようです。残念です。売れているんですね。


久し振りに明日「ひとまちカフェ」が開催されます。5月、6月、7月と開催し、8月はイベント参加のためカフェは開催しておらず、9月に開催です。なんか随分間隔があいたみたいです。久し振りにメンバーの皆さんと話ができます。一体何の話が出るのかとても楽しみです。


町の地域づくりも着々と進んでいるようです。辻駒さんの講演2回、職員研修+住民研修第一回目終了、10月4日に第2回目予定です。地域担当を決めぼちぼちスタートとなります。しかし・・・課題がたくさんあります。勤務時間の問題、地域に対して何を求めるのか、地域から要望、苦情、問い合わせ等をどう処理するべきか、地域間の格差はあっていいのか、最終的な目的はどうなるのか、行政は今後どうするのか、地域の果た役割はどうなるのか、考えれば考えるほどたくさんの課題があります。もちろん地域担当制を実施する意味も大変大きいと思っています。住民から見れば、あっ、行政も変わろうとしているのか、と感じてもらえるかもしれません。昨日のコメントにも書いてありましたが、住民の方が行政に対して期待されていない気持ちをいかに変えていくかが大切です。一度失った信頼関係は、すぐには復活できません。しかし諦めるわけにはいきません。時間はかかっても、住民と行政の信頼関係は、町づくりを進めるうえでも基本中の基本です。信頼関係がなければ何事も前には進みません。今行政に必要なのは、失っている信頼関係を取り戻す努力かも知れません。

No.64|日記Comment(2)Trackback()

今変革の時

2006/09/11(Mon)00:12


今日は牛角に焼肉を食べにいきました。日曜日の夜なのでお店の前には行列ができてました。事前に予約を入れていたので待つ事もなく入ることが出来ました。デザートの大人のアイスがとても美味しかったです。皆さんもぜひご賞味ください。


昨日は、午後3時から西中国選抜神楽競演が開催されました。私は木戸担当で切符きりのお手伝いで昼過ぎから参加しました。事務局体制が徹底されてなく多少のトラブルはあったものの事故もなく運営されました。この大会は59回を向かえ県内においても一番古い神楽競演大会です。これまで長い間運営に携わった方のご努力に敬意を示したいと思います。長い伝統は素晴らしいと思いますが、はたして来られるお客さんに対するもてなし、スタッフ体制、運営方法、この大会の目的について、検討の余地がありそうです。


フタバ図書に本を買いに行きました。そう小沢一郎の「小沢主義」です。残念ながら探すことが出来ませんでした。売り切れたのか、置いていないのか、店員さんに聞けばよかったのですが・・・次回に持越しです。朝テレビを見ていたら、武部幹事長が郵政民営化に反対した造反議員は公認候補としない、という趣旨の話をしてました。次期総裁候補の安倍さんは、戻ってきてもらえるなら・・・と考えているようですが、自民党の中でも造反者の取り扱いは微妙のようです。来年の参議院選挙で負けないための戦略だとは思いますが、党の保身のみで政治が行われてよいものでしょうか。どうも国民の思いとかけ離れているような気がします。


明日11日は、町PTAの役員さんに教育委員会から幼保一元小中学校適正化の説明会が開催されるようです。昨晩の競演大会中にもいろいろな人と適正化の話をさせてもらいました。11日の説明会も私たちの思いを伝えて積極的に検討してくれるのなら良いが、ただ説明して納得させるだけの協議の場であるなら意味ないよねー、どうせ決まったことのように説明するだけでしょ、もう決まって変更も考えていないのなら言ってもしょうがない、等の話が聞けました。行政に期待をしていないようです。なぜこんな風になるのでしょうか。行政の施策は住民のためにやっています。町づくりの主体は住民であるはずです。行政住民のためにやっていると思い込んでいます。だから住民が意見を言おうが、反対をしようが、行政の考えを進めていきます。こんな手法では住民協働の町づくりはできません。今行政は変革する時です。今までの国から県、県から町へと決まった業務を降ろしていく中央集権型から地域の独自の工夫と知恵で新しい制度や施策を考え実行していく体制への変革が求められています。情報を共有し住民と一緒に悩み、意見を出し合い、共に町づくりを進めていきたいと思います。

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この町の行方

2006/09/08(Fri)20:35


今日もとても暑かったですねー。仕事で熊のオリを仕掛けに行きました。今年は例年に比べ山に食べ物が少ないらしくて熊の出没が多いようです。熊の生け捕り作戦のえさは何かわかりますか。ハチミツです。熊の大好物だそうです。熊も人間が怖くて、本当は人家の近くに行きたくないと思っているようですが、こう山に食べ物がないと、人家の近くの生ゴミ、柿を食べに行く必要があります。熊も生きる為に必死です。なんとか共存できる方法を探る必要があります。おばちゃんが言ってました・・・昔は山の芝刈りをしたりして、食べ物も充分あったろうに、今は年をとって山にもいかない。なるほど、山の手入れがされないことで、食べ物が育たず、人家に出てくるという構図なんですね。昔はお風呂や、ご飯を作るのにも、山からシバや枝を使ってましたからねー。生活の便利さが山の生態系を変えてしまっているということですね。

ある本を読んでいると、山形県の金山町の話がでてました。人口7,000人ぐらいの町です。その町はいままで合併をしたことのない町で、今回の合併論議においても住民との協議の結果、単独町政を選んだそうです。その町の凄いところは、全国ではじめて情報公開をした町だそうです。今ではあたり前のことになっていますが、町が自ら情報を公開することを始めた・・・凄い、凄すぎる。その町は早くから、住民と一緒の町作りを情報公開という手法を使って、住民に訴えたんだと思います。実際情報公開を宣言しても住民等からの住民請求はほとんどなかったそうです。これは行政と住民との暗黙の信頼関係が成り立っていたと思います。行政が情報は全てみなさんにお見せしますよ、情報をオープンしますから、一緒にかんがえましょうね、一緒に悩んで、知恵をだして、いい町にしましょうね。と考えたからです。もっと凄いのが、古い人家が建ち並ぶ文化がある所で、家の改修をするのに町が補助をしたそうです。最高50万、年間900万、20年で1億8千万を使いました。しかし家の改修は地元の業者が事業全体の8割を受け持ち、相当の経済効果があったようです。家の景観づくりを100年計画で実施しているようです。凄い、凄すぎる。いったい誰が考えたんだろう。
金山町は2006年4月に町づくり基本条例を作っています。我が町も少しでも早く町づくり基本条例を作りたいと思います。田舎の町であっても、町民全体で知恵を絞り、悩んで、悩んで、議論していけば、きっと何かが生まれると思います。この町の文化歴史を踏まえた素晴らしい町づくりが・・・100年先、200年先のこの町に住む人たちが、100年前、200年前の祖先の人はいい町を作ってくれたよねーと思ってもらえる町を、今生きる私たちが作っていきたいですね。


町が実施した、地域づくり講演会「辻駒さんの講演」は好評だったようです。講演後のアンケート調査の集計を見せて頂きました。非常に興味を持ったのは、皆さんの意見です。特に若い方の意欲に素晴らしいものがありました。感想の中には、こうあるべきだ、とか、こうしなくてはならない、まだまだ意識が低いようだ、などやっぱり他人事というのもありました。けど中には「いいぞこの意見」「なかなかいいこと書いてるな」「気合がはいっているな」と思われる意見がありました。まだまだこの町も死んでいない。まだまだ可能性がいっぱいあるぞ・・・。さすが辻駒さん(私が勝手に思う、私の町づくりの師匠)。この熱い気持ちが冷めないうちに、地域づくり、地域担当制を進めていかないと・・・。ただし目標や手段を明確にして、出て行く職員も、地域の皆さんも、気持ち良くワークショップが出来る体制づくりが大切です。行政の腕の見せ所です。行政の企画力があるか、ないかの問題です。企画がよければあとはスムーズに運ぶはずです。なぜか・・・どちらも、町を良くしたいと思っているからです。基本的な思いは皆同じです。あとはどう気分よく乗せてあげれるかです。


小沢一郎も最近本を出したみたいです。「小沢主義」だったかな。ぜひ読みたいと思います。安倍さんの本も読みましたが、いい事書いているようで、どこか違う・・・自分の国に誇りをもてる政策を・・・アメリカ追従で、1000兆円の借金は・・・中山間の過疎地にはいままでのような交付税はださない・・・道州制で町はどうなるのか・・・小沢一郎は何を思うのか・・・。自民党と民主党、どちらもあまり違わないような政策みたいです。憲法改正、教育基本法改正、市場原理主義、社会保障削減、障害者支援も下降、税金上昇、国民をそんなにいじめてどうするのって言いたい。社会的弱者を大切にしない国に愛国心なんか生まれません。都市にすんでいようと中山間の過疎地に住もうと、同じ日本という国に住む人間です。全ての人が幸せに暮らせる国づくりを期待できるかな・・・

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観光の将来は

2006/09/07(Thu)19:10


今日は観光担当者が集まり、今後の観光について協議しました。観光ホームページ、観光マップ、イベント補助金、観光協会のあり方、観光バスルート、やまなみ大学、太田川清流塾、観光ビジョンの作成と様々な課題について話をしました。事務事業としての観光でなく、町づくりの観点から、今何をするべきかをひとつひとつ考えなくてはなりません。例えばイベントは何の目的で行うのか、誰のためにするのか、税金を投入して実施すべきかどうか、どのような効果が期待できるのか、仕事として単にこなしていくだけでなく、その先にあるものを考えながら進めることが必要です。


行政の観光に対する役割分担という観点から考えると、国では国土交通省の中に観光がありますが、国は国外からの観光客をいかに来てもらうかという施策を行っています。県は観光連盟に対して観光業務を委託しています。県から直接観光に対しての接触はありません。町は、観光協会に指定管理として道の駅の管理運営をお願いしています。現在の観光協会の業務はイベントを2つ事務局として担っています。町内の20近いイベントは、実行委員会や行政が事務局を担っています。将来的には観光協会がすべてのイベントを取り仕切り、イベント情報、観光情報を一括して発信していくことが良いと思います。とにかく町の観光情報はすべて観光協会に集まり、問い合わせががってもすべて観光協会で説明できる。という形になればいいと思います。

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町には魅力がいっぱいだ。

2006/09/06(Wed)20:24


今日は久し振りに昔よく町作りについて話をしていた方と会いました。JR可部線存続運動の時から親しくさせてもらっている方で、今でもパワフルな女性です。今は町内の文化財のボランティアをされていて、町内の文化歴史の資料をまとめられています。


私は常々観光は、有名な観光施設だけでなく、町内の文化歴史を掘り起こし、そこに光をあて、多くの人に見せて、説明して、この町のよさを知って貰いたいと思っています。わざわざ遠くからきていただくわけですから、どこにでもあるものではいけません。この町に来なければ見れないもの、この町でしか体験できないことがたくさんあればあるほど町に魅力があるってことですから・・・
新しく作ることはありません、いたるところに歴史と文化があるのですから。


太田川沿いには古くて珍しいものがたくさんあるお寺や神社がたくさんあります。都会からツアーを組んで、このお寺神社を巡るのも面白いよねー、当然詳しい人にガイドをお願いしたり、お昼にはお寺で地元の食材を使った精進料理で舌鼓ってのもいいよねー、私たちが普段当たり前にあるとおもっているものも、とてつもなく重要なものかもしれません。


以前イベントで、鮎を焼いていた時、広島市からこられた観光客の方が、「ゴミ箱にある竹の串もらってもいい」と言われたことがあります。「えっ、串ですか」「そうそこに捨ててある串、もらって帰っていい」田舎にいる私たちには簡単に捨ててしまうものでも、人によってはとても大切に思えるものもあるってことです。私たちは私たちの感覚で、イベントなり、催し物を開催します、しかしそれはお客さんのニーズを本当は気付かずにおこなっていることがあります。観光客の方が、この町に来る目的はいったいなんだろうと、考えていなくてはいけません。まだまだ未熟です。反省。


コーヒーも出してもらったり、帰りにはご主人が作った、ナスのゼリーよせをお土産にいただきました。お昼に早速いただきました。これがまた非常に美味しかったです。そうそう特産品の話もありました。この町には特産品がとても少なく、この町に来たら必ずこれを買って帰ってね、という物がありません。この先たくさんの観光客の皆さんにきてもらおうと考えるのなら、やっぱりここにしかない特産品を用意する必要がいりますよねー。


お昼に、昨日の研修でお世話になった方にお礼のメールを送りました。さっそく返信がきました。庄原市の方からのメールの下に、庄原市のホームページ、観光口コミブログというのが貼り付けてありました。見てみるととても楽しい観光情報ブログでした。多くの人からイベントの内容や、見どころを書き込んでいます。読んでいると・・・行って見たいなー庄原。という気にさせてくれるブログでした。この町にもこういったブログがあったらなーと思い、関係者の皆さんに情報提供としてアドレスをお送りしました。さあ、どういった反応があるでしょうか。


ホームページでもブログでも、見て行ってみたいなーと思わせるものでなくては発信している意味はありません。ちょくちょく更新する手間はかかりますが、これほど安い情報発信の方法はありません。これを上手に使いこなすことが、出来るか、出来ないかが今後の大きな課題だと思います。ガンバロー。


今日、あなたのブログはどうやったら見れるの、と聞かれ嬉しくなってブログのタイトルを紹介しました。自分の書いたものを見てもらえるというのは、とても嬉しい事です。内容はともかく、興味を持っていただいたことは、嬉しくてたまりません。ぜひコメントをいただきたいと思います。

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